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スコットランドの物理学者が発明
 万華鏡は英語でカレードスコープ(kaleidoscope)と言い、ギリシア語の「美しい・形・見る」という意味です。万華鏡は、1816年イギリス(スコットランド)の物理学者・デーヴィッド・ブリュースターによって考案されました。ブリュースターは、光学や光学機器に関する研究で世界的に知られています。また灯台の性能を発展させるためにレンズの研究にも大きく寄与した科学者でもあります。
こうした光学に関する研究の過程で万華鏡が生まれたのです。ブリュースターが万華鏡を製品化して発表すると、イギリスをはじめ、たちまちヨーロッパ中に広がり、大評判となりました。
 
 
日本へは1800年代に渡来
 日本へは、発明から3年後の1819年には伝えられたと記録に残っています。「摂陽奇観」(浜松歌国著)には、文政2年に「紅毛渡り更紗眼鏡流行」という記述があり、毛筆のイラストも記載されています。現在イラストとほぼ同じ万華鏡も現存しています。明治時代には、「百色眼鏡」、「錦眼鏡」などとも呼ばれました。学校の教材としても使われました。
 
 
アメリカで進化した万華鏡
  発明から半世紀後、今度はアメリカで万華鏡ブームが到来し、万華鏡は、さらに進化をしました。プロイセン生まれのアメリカ人、チャールズ・ブッシュは1870年、ガラスのオブジェクトに液体を入れることを考案、密閉容器に多彩な色の動く液体を入れ新しい万華鏡を作りました。万華鏡を作る作家も多く現れ、次第にアートしての色彩を帯びるようになりました。
1985年にはコージー・ベーカー女史が、メリーランド州で世界初の万華鏡展示会を開催、翌年には万華鏡愛好家の国際組織「ブリュースター協会」を創立しました。万華鏡の普及活動を行っています。
 
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